2014.7.2
那須興産 有限会社
柴 健一
那須興産有限会社で常務取締役を務める柴健一さんは、埼玉県草加市生まれで3歳から18歳まで茨城県猿島で育ちました。人口1万人に満たない地域で幼少期を過ごした柴さんは、地域に一つしかない中学校に通い、そして隣町の高校へ。高校時代から東京に憧れ、東京に出て浪人して大学進学を決意しました。
しかし、憧れていた東京は予想以上に誘惑が多く、二年間は遊んで暮らす毎日。そして仕送りも止められ、一年間のバイト生活。そこで気を取り直して簿記の専門学校へ通学。専門学校卒業後は興味のある会社を転々と。最終的に簿記専門学校で知り合った奥さんの実家が経営している那須興産有限会社へ就職しました。
那須興産は板橋区舟渡で産業廃棄物の中間処理と収集運搬業を営む会社です。都内の公共施設や企業の産業廃棄物を回収し、舟渡工場で破砕処理後にそれぞれリサイクルへ。現在では処理後の産業廃棄物を90%以上リサイクル可能になったそうです。 また、東京都の第三者評価制度である「産廃プロフェショナル」の認証を受け、コンプライアンスと共に益々事業品質を向上させています。
青年時代に様々な経験を積んできた柴さんは、そのバイタリティーを生かし、現在では(奥さんの目の光っている)那須興産で舵取りをするまでになりました。そして同業界でも若手を引っ張る中堅として活躍しています。 那須興産有限会社の益々の発展と、柴さんの更なる活躍に大いに期待します。
がんばれ、柴健一さん
リポート:増渕 千人